【なぜ】ひろゆきが30億の賠償金を払う理由!結局なにをしたの?


インターネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者として知られてる「ひろゆき(西村博之)」さん。

現在はフランスを拠点に活動しており「論破王」とも称されていますが、実は数々の訴訟に巻き込まれ、特に「2ちゃんねる」に関連する裁判では多額の賠償金が課されました。

長らく支払いを行っていないことで注目を集めていましたが、2024年10月11日にひろゆきさんが賠償金の支払いを進めることを公表しました。

今回は賠償金を支払う決断に至った理由と支払わなかった過去の経緯、また「30億円」と噂されていた賠償金額の真実についてお伝えします。

この記事でわかること
  • ひろゆきが賠償金を払う理由
  • ひろゆきが賠償金を払わなかった経緯
  • ひろゆきの賠償金の金額30億円の噂の真実

などをご紹介します。

ひろゆきさんって結局何をしたの?

まずは、ひろゆきさんはそもそもどういった経緯で、なぜ賠償金の支払いを命じられたのかをご説明します。

目次


ひろゆきが賠償金の支払いを命じられたのはなぜ?何をしたのか

画像引用:ORICON NEWS

誹謗中傷や名誉毀損などに対して適切な対処をしなかったから

ひろゆきさんが「2ちゃんねる」を立ち上げたのは、1999年5月

当時のインターネット掲示板「あめぞう掲示板」に影響を受けて開設したようです。

2チャンネルとは?

2ちゃんねるは匿名での自由な書き込みが特徴で、日本のネット文化に大きな影響を与えた

匿名掲示板で自由な発言が許される反面、「誹謗中傷」や「名誉毀損」といった法的問題が多発していました。

掲示板上での投稿内容に対して「削除請求」や「損害賠償請求」が多く寄せられたようなのですが、ひろゆきさんはこれに対し十分な対応を行いませんでした。



なぜひろゆきに責任があったのか

ひろゆきが責任を問われた理由は「2ちゃんねる」の管理者であったから

ひろゆきさんは掲示板の運営者として、投稿された「誹謗中傷」や「名誉毀損」に対して適切な対処を行わないことは法的に責任があるとされました。

具体的には、「誹謗中傷」や「名誉毀損」に対しての適切な対処に加えて「個人情報の漏洩」「企業に対する誹謗中傷」があったとされています。

その後、ほとんどの賠償金を支払っていないひろゆきさんですが、2024年10月11日に支払う意思があることを公表しました。

ひろゆきはなぜ賠償金を支払うことにしたの?

画像引用:スポニチ

2020年の法改正によるもの

ひろゆきさんは、長年にわたり賠償金を支払っていませんでした。

「2ちゃんねる」に関連する裁判でいくつもの賠償金支払いを命じられていましたが、その多くを支払わずに現在に至ります。

ではどうしてひろゆきさんは、賠償金を支払わなかったのでしょうか。

賠償金を支払わなかったひろゆきの言い分

  • 合法だったから
  • 法律が悪いから
  • 誰に支払えばいいのかわからないから

合法だったから

ひろゆきさんが賠償金を支払わなかったのは、損害賠償請求権が10年で時効になるので、請求が行われない場合は払わなくて良いと考えたからです。

民法に記載されている以上は合法だとのことです。

法律が悪いから

ひろゆきさんは掲示板運営者である自分が、利用者の投稿に対して責任を負うということに対し、「法律が悪い」と批判していました。

ネット上での発言は個人の利用者の責任であるべきで、管理者が一方的に責任を負わされるのは、時代に合わない法律の運用だと主張していました。

誰に支払えばいいのかわからないから

ひろゆきさんは「誰に支払えばいいのかわからない」として支払いを行っていなかったともいっています。

原告側が実際に賠償金の請求が行われなかったり、強制執行が行われなかったケースがあったため、誰に支払えばいいのかわからなかったそうです。

なんで今さら払う気になったんだろう?

なぜ、今になって賠償金を支払う気になったのかというと、2020年に行われた法律改正や財産開示手続きの強化によるのが理由のようです。



法律改正の影響とは?

2020年4月の法改正では、賠償金を支払わない場合に対して強制力が強化されました。

具体的には財産開示手続きが義務化され、賠償金を支払わないまま財産を隠したり開示を拒否した場合には、刑事罰が課される可能性があるそうです。

この法律の改正で、支払いを避けることが難しくなってきたとのことです。

時効になっている場合は?

時効は関係なく賠償金を支払う

ひろゆきさんは時効になっている分の賠償金に関しても支払うことを明言しました。

本来、日本では賠償金の請求には時効があって、通常は10年でその請求権が消滅します。

しかし法改正に伴い、債権者側からの強制執行がより簡単にできるようになったことで、過去に支払わなかった賠償金についても、今後の法的手続きで回収できる可能性が高まっているそうです。

では実際にひろゆきさんが今後支払う予定の賠償金はいくらなのでしょうか?

30億円とも噂されている賠償金は本当?



ひろゆきの賠償金の支払いは30億円?

30億円はひろゆきのが大げさに言っただけ

賠償金の総額が「30億円」と言われていますが、ひろゆきさんによれば30億円というのは間違いだそうです。

実際の金額は30件くらいでそれに対し年間5%の損害遅延金がつくのと、削除しないと1日5万円っていう削除要請の分を十数年として計算して、大げさに言った金額が30億円だったそうです。

この金額だけが独り歩きして「ひろゆきが30億円踏み倒した」という噂になったようです。

実際には2000万から3000万円程度になるのでは?とされています。



実際に賠償金を受け取った人はいるの?

実際に2021年にひろゆきさんから賠償金を受け取った人がいます。

その人によれば、賠償金の振込はひろゆきさん本人の名義で振り込まれ、端数が2525円だったそうです。

ひろゆきさんはかつてニコニコ動画で働いていた経歴を持っていることと、笑顔という2つの意味からユーモアを込めて2525(ニコニコ)とされているのかもしれませんね。

気になる方は下記の動画を観てね!

どのように賠償金を受け取るの?

ひろゆきさんは賠償金の受取をしたい人は連絡をくださいと言っていました。

そして、Youtubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」で賠償金支払いの旅を配信するそうです。

2024年10月末から11月初旬から「賠償金支払いの旅」が始まるようです。

ひろゆきさんは全国に8ヶ所にある高等裁判所を順番に行くそうで、実際にそこでひろゆきさんと直接会って賠償金の話ができるようです。

東京・大阪・名古屋・広島・福岡・仙台・札幌・高松にあるよ!

日程は決まり次第動画やXで発表されるみたいです。

まとめ|【なぜ】ひろゆきが30億の賠償金を払う理由!結局なにをしたの?

画像引用:ライブドアニュース
この記事でわかったこと
  • ひろゆきが賠償金を払う理由は2020年の法改正によるもの
  • ひろゆきが賠償金を払わなかったのは①合法だから②法律が悪いから③誰に支払ったらいいのかわからなかったから
  • ひろゆきの賠償金の金額は30億円はデマで実際には2000万円~3000万円と言われている

以上、ひろゆきは賠償金をなぜ今になって支払うのか、結局何をしたのかをご紹介しました。

長い間続いた賠償金問題ですが、これが今回支払われることによってひろゆきさんの社会的評価が大きく変わる可能性があります。

今後のひろゆきさんの活動への影響も気になるところですね。

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