【パリ五輪】選手村の食事がひどい!ヴィーガン食中心なのはどうして?

選手村の食事がひどい

選手村での食事と言えば、多くのアスリートにとってとても重要であるにも関わらず、利用している選手からはかなり不評なようです。

食事に苦労する選手がいたり、自国から新たにシェフを招いた国もあるんだとか…

様々な文化や宗教などにも配慮しなければならない食事ですが、ヴィーガン食が3分の1を占めているなど身体が資本の選手たちにとっては憂慮すべき事態ですよね。

今回はひどい!と評判の悪いパリ五輪の食事がどのようなものなのか、なぜヴィーガン食中心なのかなどをお伝えします。

この記事でわかること
  • 【パリ五輪】選手村の食事はどんなものなの?
  • 【パリ五輪】選手村の食事がヴィーガン食が多いのはなぜ?
  • 東京五輪の選手村の食事はどんなのものだったの?

これらを順番に見ていきましょう。

目次

【パリ五輪】選手村の食事はどんなものなの?

画像引用:東京新聞

今回のパリ五輪で重視されたいることは…

「地球にやさしく健康的なメニュー」

地球温暖化対策を意識したものと、選手の栄養面を考えられたメニューということです。

パリ五輪の選手村に用意されたレストランなどの概要は以下の通りです。

  • 24時間営業
  • 1日4万食が作られる
  • ミシュランの三ツ星シェフが考案したメニュー
  • フレンチやアジア料理など世界各国500種類の料理が提供
  • レストランは6つのエリアに別れていて3500席の用意がある

選手村のレストランは、パリ近郊の映画スタジオ「シテ・デュ・シネマ」を改装して作られています。

フランス料理界の有名シェフ3名が加わり、毎日シェフが200人体制で調理を担当します。

メニューは選手たちの栄養面に配慮し、地産地消を基本に規格外の野菜やフルーツを従来の2倍使っているようですね。

提供予定と言われていた食事

料理の3分の1はヴィーガンの豆腐などの大豆食品など植物性由来の食材を使っているとのこと。

美食の国・フランスということで、食事を楽しみにする選手も多くいたのではないでしょうか。

しかし、いざオリンピックが始まり選手たちが選手村のレストランを使用するも、かなり評判が悪いようです。

その理由は…

肉料理が少なすぎる!

ピーク時にはすぐに品切れになるようで、どうやら選手が求めるメニューや食事量ではないようです。

上記の画像のホットドッグのソーセージもじゃがいもや豆で作られているとのこと!

選手とボランティアが紹介している選手村での食事風景です。

@fer.chavess Amando! #paris #paris2024 #olimpiadas #frança #jogosolimpicos #jogosolimpicosparis2024 #olympicgames #olympicfood ♬ som original – Fe Chaves 🇫🇷
@maria_kleanthous #Volunteers dining experience at olympic village paris2024 😜👌#paris2024 #olympics ♬ Cravin' – Stileto & Kendyle Paige

日本人選手も選手村のレストランを利用しているようですね!

「昨晩ビーガン料理の多さから肉が不足していると冗談混じりに話したと思うけど、豪州のヘビー級ボクサーが近づいてきて、彼はラムチョップを頼んだんだけど、1人2本までだったんだ。6フィート6インチ(約198センチ)の大男だよ」と驚いた様子。

引用:THE ANSWER

食べれるラムチョップの本数が決まっているとは…

野菜メインの食事ではカロリー摂取が難しいので、デザートであるチョコレートマフィンを食べまくる選手もいるそうですよ。

選手にとってハードな練習をした日には「サラダだけなら、そんなに多くのカロリーを摂取するのは難しい」と語り、選手村で出合った「信じられないほどおいしかった」マフィンに夢中になった

引用:スポニチ

マフィンは本当に美味しいのかもしれませんが、よくない食事に対する皮肉のようにも感じますね。



レストランメニューは改善された?

各国の選手団から「肉が足りない」との不満が相次いだこともあり、オリンピック開催から3日後の7月29日には計画を修正し改善されるようです。

700キロの卵や肉を投入し、動物性タンパク質を増強する

引用:産経新聞

大会組織委員会は、動物性タンパク質の追加しているようですが、イギリスではすでに自国のシェフを呼んでいるそうです。

ではなぜ今回のパリ五輪では、ヴィーガン食が多く採用されているのでしょうか。

【パリ五輪】選手村の食事がヴィーガン食が多いのはなぜ?

画像引用:創健社

厳密に言うとヴィーガン食が多いのではなく、植物性の食材の食品を多く取り入れているということのようです。

ではなぜ植物性の食材を多く取り入れているのかというと…

CO2排出量の大幅削減を目標としており、環境負荷の高い動物性食品の消費を減らしたため

環境への配慮から植物性の食材を、多く取り入れたということのようです。

前述したように、地産地消ということでフランス産の食べ物を全体の80%使用していますが、これは食品を輸送するのにCO2の排出を減らすためです。

また、動物性タンパク質を植物性タンパク質に置き換えることで一食あたりのCO2排出量も抑えられます。

畜産由来の温室効果ガスの排出を減らすということに繋がっているんだって!

畜産由来の温室効果ガスについて

家畜の排せつ物やゲップから発生する、メタンや一酸化二窒素を抑えることができれば気候変動の緩和につながると言われています。

そのため、大豆ミートなどのヴィーガン食と言われるメニューが多かったようです。

環境への負荷を減らして、サステナブルな取り組みは素晴らしいことですが、選手であるアスリートにとっては物足りない食事になってしまったということですね。

選手の体調面を考えるのであれば、これほどまでに植物性の食材を増やすべきではなかったのではないでしょうか。

2021年に行われた東京オリンピックでは、食事の面においてかなり好評でしたが今回のパリ五輪での食事の評価を受け、東京五輪の食事は美味しかったと言われているそうです。



東京五輪の選手村での食事はどんなのものだったの?

東京五輪では「おもてなし」の心を大切にし、大会期間中に約87万食提供されました。

多様性への配慮として選手自ら味付けができるよう60種類以上の調味料を用意するなど選手の満足度を上げる工夫がされていました。

https://twitter.com/yuki_ota_japan/status/1418759655778521092

もちろん様々な文化や宗教などにも配慮されており、多くの国々の選手にも喜ばれたようです。

カレーやラーメンなども美味しいと話題でしたね。

https://twitter.com/yuki_ota_japan/status/1419881477794271233

一番人気があったものは?

特に人気があったものは、味の素の冷凍ギョーザでした!

画像引用:味の素冷凍食品

アメリカのラグビー選手イローナ・マー選手が絶賛している動画がとても話題となりました。

@ilonamaher I eat them for every meal #beastbeautybrains #olympics #tokyoolympics #dininghall #tokyo2020 #gyoza #dumpling ♬ original sound – Ilona Maher

東京五輪の選手村では、餃子約60万個が提供されたということで国内外の選手に大人気だったというのが分かりますね。

ちなみに今回のパリ五輪でも餃子はあるようですが、日本の餃子とは少し様子が違いそうです。

パリ五輪での選手村の食事が早く改善されて、選手がストレスなく食事ができるようになるといいですね。

まとめ|【パリ五輪】選手村の食事がヴィーガン食中心なのはどうして?

この記事でわかったこと
  • 【パリ五輪】選手村の食事は「地球にやさしく健康的なメニュー」肉料理が少ないと不評!
  • 【パリ五輪】選手村の食事は環境負荷の高い動物性食品の消費を減らして植物性の食材を増やした
  • 東京五輪の選手村の食事は美味しいと好評だった

以上、パリ五輪で選手村の食事がどのようなものなのか、なぜヴィーガン食が多いのかをご紹介しました。

地球温暖化対策を意識しその対応策を食事に取り入れることは、サステナブルな取り組みでいいとは思いますが、もう少し選手たちに寄り添った食事を提供できればよかったのではないでしょうか。

「美食の国」フランスの称号が危ぶまれますね…

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