2024年7月17日(水)第171回芥川賞の選考会が行なわれ、2作品が選ばれました。
そのうちの1作品は「バリ山行」を書いた松永K三蔵(まつながけーさんぞう)さんが受賞しました。
松永K三蔵さんは普段は、会社員をしながら執筆をしているということで、会社や大学などプロフィールをご紹介していきます。
また松永K三蔵さんは、文才だけでなく画才もあるようなので合わせてお伝えします。
- 松永K三蔵のプロフィール!
- 松永K三蔵の仕事は何?会社はどこ?
- 松永K三蔵は画才もあった
などを順番に見ていきましょう。
まずは松永K三蔵さんのことがよく分かるように、プロフィールからご紹介します。
もう一人の芥川賞受賞の朝比奈秋さんについてはこちらの記事を読んでくださいね。
松永K三蔵のプロフィール
- 本名:非公開
- ペンネーム:松永K三蔵
- 生年月日/年齢:1980年生まれ(誕生日非公開)/44歳か45歳
- 出身地:茨城県水戸市
- 居住地:兵庫県西宮市
- 職業:小説家・会社員
松永K三蔵さんは、母親の実家のある茨城県水戸市で生まれ1~2歳ころまで過ごしました。
その後兵庫県西宮市に引っ越しをしたようなので、西宮市に40年ほど住んでいるということになりますね。
子供の頃は、毎年夏休みに茨城県に遊びに行き日立市の久慈浜海水浴場に良く行ったそうです。
さつまいもが名産の茨城県ですが、ほしいもを食べると今でも思い出が蘇るんだとか。
そんな松永K三蔵さんはいつ頃から小説に目覚めたのでしょうか?
いつから小説を書いているの?
松永K三蔵さんは中学2年生のころに小説を書き始めました。
ロシアの文豪であるドストエフスキーの「罪と罰」を読んで、刺激を受けたのだそうです。
- 発刊年:1866年
- ドストエフスキーの作品の中では長編ですがシンプルで内容的にも分かりやすい一冊
- 小学生には少し難しい内容なので中学、高校で読むのがオススメ
読書慣れしていない人には長編なので、途中で嫌になってしまうということもあるかもしれません。
中学2年生で「罪と罰」を読んだということは読書が好きだったのかな?
中学生の頃から書き続けているということは小説家歴約30年ですね!
では続いて、松永K三蔵さんの名前について見てみましょう。
松永K三蔵の名前
松永K三蔵(まつながけーさんぞう)というのはペンネームで、本名は非公開です。
kというのはミドルネームだそうですが、外国人やハーフであると言ったワケではありません。
「松永K三蔵」には家族愛が詰まっているという。英字の「K」は「身内の名前のイニシャルにKが多い。みんなの力を借りるような形で付けた」
引用:茨城新聞クロスアイ
家族の名前の頭文字が「K」から始まる名前が多いということのようですね。
松永K三蔵さん本人も「K」がつく名前なのかも!
さらに「三蔵」は祖父の名前で、何かに祖父の名前を残そうと考えたとのこと。
茨城は(亡き)母と祖父の故郷。私にとって大事な場所
引用:茨城新聞クロスアイ
幼い頃よく遊びに行った茨城県に、思い入れがあるようです。
松永K三蔵という名前は、家族全員の想いを込めたペンネームであることが分かりますね。
次は松永K三蔵さんの学歴をご紹介します。
松永K三蔵さんの学歴
松永K三蔵さんの小学校から高校までの学歴については、非公開です。
しかし、幼少期に兵庫県西宮市に引っ越しをしてからは、ずっと西宮市に住んでいたのであれば西宮市内の小中学校へ通っていたのではないでしょうか。
唯一公開しているのは出身大学だけで、関西学院大学文学部を卒業しています。
- 〒662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155
- キャンパス:西宮上ケ原キャンパス
- 偏差値:63~73
関西学院大学は学部によってキャンパスが異なりますが、文学部なので西宮市にある西宮上ケ原キャンパスです。同市にある大学だったので、あえて関西学院大学を選んで行ったのかもしれませんね。
中学2年生から小説を書いていたので、文学についてもっと勉強をしたくて文学部だったのでしょう。
学部は公開されていませんが、文学言語学科というのがあり、日本文学日本語学専修コースがあるので文学言語学科だった可能性が高いのではないでしょうか。
大学卒業後は、就職し会社員をしながら小説を書いているようです。
松永K三蔵の仕事は何?会社はどこ?
松永K三蔵さんは、現在も普段は会社員だということです。
どこの会社でどのような仕事をしているのでしょうか。
松永K三蔵さんは建築関係の仕事をしているとのことで、今回受賞した「バリ山行」の主人公と同じです。
会社は公表していませんが、大学も地元へ行っていたくらいなので、地元西宮市内の建築会社で働いている可能性が高いのではないでしょうか。
経験談も入っているかもね!
普段から働いている時に起こるトラブルなどを作品に反映しているそうで、『バリ山行』は約4年前に構想し、3年かけて書いたようなのでもしかしたら、松永K三蔵さんが仕事で起きたトラブルや出来事を参考に書かれている部分があるかもしれませんね。
芥川賞を受賞したことで、小説家だけでやっていくという可能性もありますよね。
他にも松永K三蔵さんは2021年には『カメオ』で群像新人文学賞優秀作を受賞しています。
そんな松永K三蔵さんは文才だけでなく画才も秀でていることが分かりました。
松永K三蔵は、文才だけでなく画才もあった!
松永K三蔵さんはnoteに日常や小説のことなどを書いていて、それと一緒に自身で書いた絵を投稿しています。
書く道具として万年筆を紹介していて、万年筆で書く自画像がとても味のある仕上がりになっています。
建築関係の仕事をしているということは、普段から図面を書いたり間取りを書いたりもしているのかもしれませんが、それにしてもとてもとても絵がお上手ですよね。
自画像スゴく似ているよね!
他にもいくつかご紹介しますね。
松永K三蔵は文才だけではなく画才もあることがわかりましたね!
まとめ|松永K三蔵は会社員で小説家!文才だけでなく画才もあった!
- 松永K三蔵は茨城県水戸市出身で兵庫県西宮市育ち
- 松永K三蔵は中学2年生から小説を書いている
- 松永K三蔵は家族の想いが詰まったペンネーム
- 松永K三蔵は建築関係の仕事をしている
- 松永K三蔵は画才もあり、万年筆で描く絵がとても味がある
以上、松永K三蔵が会社員をしながら小説家をしているということなどプロフィールをご紹介しました。
また、文才だけでなく画才もあり、万年筆を文でも絵でも使い倒していることが分かりました。
芥川賞を受賞し注目されていますので次回作がとても楽しみですね。
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